黒澤明監督作品の今後のリメイク企画に、暗雲が漂い始めている。背景には、2本のリメイク作品の興行的な低迷がある。昨年12月に公開された『椿三十郎』と、現在上映中の『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』だ。前者が11億円、後者が10億円台前半という見通しの興行収入で、いずれも予想を下回る成績だった。 『隠し砦の三悪人』の1シーン 劇場関係者からは、「黒澤作品のリメイクは、(観客に)若い人が少ない。かといって、年配者が多いわけでもなく、ちょっと中途半端な客層になっている。2本続けてそうだった。だから、黒澤作品のリメイクは当たらないという風潮が出ている」という。 観客が分散してしまう理由としては、俳優陣の起用方法が挙げられる。『隠し砦~』の場合、若い層を狙って若手俳優を起用したものの、ファンはそこそこ動員できたが、それはスタート時の短い期間のみで、長続きすることはなかった。オリジナルに関心のある年配層にとっても親和性のある俳優が出ていないので、少し見に行きづらい事情もあったようだ。 内容に関しても、『椿三十郎』がオリジナルを尊重、『隠し砦~』が大幅な改変と、2つのバリエーションを出したにもかかわらず、似たような興行結果になってしまったことは、いかにこの時代に黒澤時代劇をよみがえらせることが難しいかを証明した形だ... ニュースの続きを読む (引用 yahooニュース) ------------------------------------------ スポンサーサイト
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TOHOシネマズが映画館としては初めて、毎週日曜日に継続的にグリーン電力を使用した映画上映「“グリーン・サンデー”キャンペーン」を、6月1日(日)からスタートさせる。 東京・六本木ヒルズと京都・二条の2館が対象で、これまでの日曜日1日当たりの電気使用量は、両館とも4500キロワット/時(TOHOシネマズ調べ)。ここから算出した、今年いっぱいの日曜日分の電気使用量に相当する28万8000キロワット/時のグリーン電力証書を、自然エネルギー・コムから購入する。 これにより、約108トンの二酸化炭素を削減できることになるという。TOHOシネマズは昨年、地球温暖化に警鐘を鳴らすドキュメンタリー『不都合な真実』の上映時にもグリーン電力を使用した実績があり、新たな環境保護への取り組みが注目を集めそうだ。 ■関連記事 新エネルギー・グリーン電力の可能性 (2008/04/04) グリーン電力で上映された『アース』エコ試写会 (2008/01/12) ロングラン1年! 『不都合な真実』単館興収トップに (2008/02/01) 地球を元気に 私たちにできること GREEN HOLLYWOOD (2007/11/19) (引用 yahooニュース) ------------------------------------------ |